「吾が生や涯てありて、知や涯てなし」
みなさまこちらのタイトルの言葉、
聞いたことがありますか?
誰の言葉か知っていたという方はなかなか拗らせていると言っても過言ではないでしょう。。
「なんて??」
と思っている方もいらっしゃるかと思うので超簡単に説明すると、
”人間の命には限りがある、しかし知や欲には限りがなくどんどん外へと広がっていく。有限のものが無限のことを追い求めても疲れるだけの話だ。それでも私たちは知を追い求めてしまう。”
と荘子(中国の思想家)が説いたのです。
これらはこの荘子が胡蝶の夢といった説話の中に登場するお話なので興味があればぜひ調べてみてください。
今日私が言いたいことは思想家についてでも説話でもないので割愛させていただきます。
ずばり言いたいのは、
激動の現代社会だからこそ知を追い求めよう!!
てことです。
平成ラストサマーと巷では騒がれてますが、
本当に名残惜しいのは今という時間を有効活用せず、自分にも投資をしないことであることです。。
偉そうに言ってますが、自分にそんな知識や経験があるかと言われるとそんなことありません。
しかし!!!
■健康寿命の延伸
■副業解禁
■AI(人口知能)の台頭
■年金・医療制度の崩壊懸念
■ダイバーシティ(多様性)の尊重
などなど
現在起きている世の中の例を挙げてみましたが、、
こう見るとワクワクして良いのか、未来の希望を見出せないのか、、、
アンニュイな気持ちになりますね。。
今日本全体が正念場と言っても過言ではありません。
なんせ、過去日本人が誰一人として経験したことのない時代に突入しているからです。
昔よりも長く、先を見通しにくい人生をどう歩むのか、
「生き方改革」がすべてのビジネスパーソンに必要になってくるのです。
これまでは
学生時代:20年
社会人:40年(1社で勤め上げる)
余生:20年
といわれておりました。
社会に出るといえば、”終身雇用””年功序列”などの魔法の言葉で新卒社員を1社のみでがんじがらめに縛っていたと言っても過言ではありません。
ただこれから高齢化が進み人生100年とします。
学生時代:20年
社会人:60年(社会経験を積んだ後、転職・企業・副業を行う)
余生:20年(ボランティアや個人事業)
こういった時代にまさに突入しようとしております。
だからこそ「人生計画表」による未来の棚卸しが不可欠です!
ただ、今の会社を辞めて、転職や起業を選ばないといけない。。
わけでは必ずしもありません。
例えですが、現在の仕事とはまったく別で1円でも良いから稼いでみろ!!
ということです。
いざ言われると難しいですよね?
自分も前職の時なんて副業こそイメージしてなんだかんだ手の出せそうなものは出してみましたが結局成果に繋がらず、、そこで諦めてしまった経験があります。
仕事で疲れたから帰社後はなるべく余暇の時間を設けて体を休めたい、ストレスを発散させたい!
と考えが先行してしまっていました。
「なんであんなに余暇時間があったのにもっと学びを深めなかったのか、、、、」
これが実際私が転職する時に本気で後悔したことです。。
ある意味、その経験が人一倍危機感を覚えさせてくれて三十路まで待ったなしの自分が毎日仕事後でもモチベーション高く行動できる要因だと思ってます。
もしこれを読んで、
「自分の人生、先行きが不安で夜も眠れない。」
と大げさでも思ったかたにアドバイスをします。
今年から行動してもまったく遅くない、
以下4つの力を鍛えることで新たな人生を開拓できるかもしれません。
1、「いつもと違うこと」を常にやる
毎日の暮らしや仕事の中でルーチン化した習慣を変えてみる。
些細な積み重ねに思えるが、変化に対する恐れや拒否感が薄まり、次第に耐性がつきます。
2、家、会社に続く「サードプレス」を作る
家庭でも職場でもない第3の居場所に集まる仲間は100年時代を生き抜くための貴重な人脈であり、様々な価値観により自分に刺激を与えてくれる存在です。
3、1円でも良いから副業で稼いでみろ
素の自分の稼ぐ力を知るために副業に挑戦してみる。当面の目標はお金を稼ぐことではなく、自分の実力の低さを知ること。謙虚な気持ちになり、副業を改めて真剣に考えられる。
4、ライフシフト成功者の話に勇気やヒントをもらう
今までと違うことをするから、不安な気持ちは生まれやすい。ライフシフト成功者の話で自分を奮い立たせましょう。
なんてことない普通のことです。
問題はその一歩を踏み出すきっかけだと思います。
家族もいるし、そこそこ良い企業に勤めてるから自分は大丈夫でしょう。。
そんな事は今の時代もうないのかもしれませんね。。
かくいう私も。。
時代に取り残されないように必死にもがき続けます。。。笑